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評価制度について考えた事

サラリーマンやってると人事評価(僕はされる側です)でいつも悩む。
「この業務って売上に直接かかわらないから評価され辛いんだよな。。」とか「なにはともあれコツコツ地道に真面目に頑張ってたらちゃんと上司は見てくれているハズ」とか、「え、もう人事評価の時期か、、掲げてた目標なんだっけ?あぁ、、途中から発生した問題の対応で目標達成できてないや。。」とか悩みどころ色々ある。
また、人に評価されるために自画自賛で「業務効率改善の取り組みで〇〇をやりました!これで社内業務の効率が約5倍(自分調べ)になりました!」とかってやるのがまぁまぁ苦手で「こうだったらいいのにな」的な感じで人事評価について考えたりしてたので書いてみる。

※僕は評価される側の景色しか見たことないので「その考え、評価する側の人間も全員そう思ってるんだけど、現実問題そうはいかんのよ。。」って話なのかもしれない。

人事評価の目的は「会社がやってほしい仕事をより上手く社員にやってもらうため」

人事評価の目的について考えた。
これは「会社がやってほしい仕事をより上手く社員にやってもらうため」で間違いない。
仕事とはすでに存在する業務だけではなく「売上をあげるために新事業を立ち上げてほしい」とか、「会社が生き残るためには何をすべきか検討してほしい」みたいなのも含まれる。

社員にこれらの「会社がやってほしい仕事」をあてがって、より良く仕事をやってくれたら評価し、給与を多くあげたり、表彰したりする。
これによって、社員はあれこれ指示しなくても自発的に仕事を効率化したり、より大きな結果を出そうと動く為の動機を得る。
また「すごく上手く仕事をやってくれる人材」に対して高く評価し給与をより多くあげることで、他社への転職を防ぎ自社に留まってもらえるようにする効果もある。

人間の特性(自分にメリットがあるように行動する)を利用する

人間は自分にメリットがあるように行動する。
「給与を増やすために仕事を頑張る」
「皆に尊敬されるから資格取得に向けて頑張る」
「給与が上がりも下がりもしないなら、仕事をサボる(業務負荷が下がるというメリットを享受)」
のように、頑張る方向も、サボる方向もメリットがあるからそのように行動する。

他にも例えば
「誰も片付けない机を片付ける」
「誰もやりたがらない仕事を率先してやる」
というような一見デメリット(自分が不要に作業コストを払っている)に向かった行動するように見えても実は
「散らかった机が気になってしまう。自分で片付けた方がマシ」
「〇〇さんはいつも率先して仕事をやってくれて凄いという周りからの評価をキープしたい」というように、あくまでメリットに沿った行動になっている。

人事評価制度はこの特性を利用し、評価(= 給与・名誉)をメリットとして提示し、社員により良く働いてもらう為の制度である。

良い人事評価制度とは「社員にとってのメリットの追求 = 会社にとってのメリット」となるように調整された制度

良い人事評価制度は、上記の特性を上手く利用し「社員にとってのメリットの追求 = 会社にとってのメリット」となるように調整されているものだと思う。
営業マンの給与が歩合になっているのはわかりやすく良い人事評価制度だと思う。
営業マンは自然に「商品を売るために様々な取り組み」を行いやすい。

悪い人事評価制度とは「社員にとってのデメリット行動が会社にとってのメリット」となるように調整されてしまっている制度

逆に悪い人事評価制度とは、意図せずも「社員にとってのデメリット行動が会社にとってのメリット」となるように調整されてしまった制度だと思う。

例えば「新規売上を立てる施策のみが評価対象。通常業務はやって当たり前なので評価対象外」みたいな評価制度だった場合、通常業務を行うメリットが薄くなってしまう。いかに通常業務を減らして新規売上施策に時間を使えるかが勝負になってくるので、「通常業務の範疇での他部署からの依頼」は断るのがメリットになってしまい、通常業務が滞りやすくなる。
※他部署からの依頼を受けるのは社員的にはデメリットだが、会社的にはメリットになっている状態。それでも倫理観のある社員なら依頼を引き受けるだろうがコレは「倫理ある行動をとらないと居場所が無くなる」等のデメリットを避ける為の行動でコレに頼るのは良くないと思ってる。

会社としては「通常業務」もこなしてほしい仕事の一つなので(というか、現在立っている貴重な売上を担っていたりするので)きっちり出来不出来を評価対象にすべきと考える。
個人的な肌感だけど「通常業務を問題なく回せる人材」は結構貴重なのではないかと感じてる。問題なく回せるならすでに優秀で、問題を起こして仕事を増やしてしまう人材もまぁまぁいる気がするので、問題なく回せる人材に辞められないようにちゃんと評価して会社に留めておかなくてはならないと思ってる。

他にも「売上至上主義」的な人事評価も良くないと思っていて販売から離れた業務を誠意的にやる動機が削がれる。 ※例えば備品管理業務を任せられた場合社員的にはデメリット(やっても評価に関係がない)だが、会社的にはメリット(必要な業務が行われる為)になっている

とはいえ、このような悪い人事評価制度を使っていても、最終的には結局は(会社に役立っているか?)によって評価している場合が多いと思う。
例:〇〇さんは評価シートの数値は低いけど、〇〇プロジェクトで頑張ってくれているし、まわりの評価も良いので高めに評価しよう

どんな評価制度がよいか?

まず社員にやってほしいこと(業務)を明確にする。

A:既存業務システムを改良し、より効率的に業務が回るようにしてほしい
B:定期的に発生するシステム障害に対し収束対応し、再発防止に取り組んでほしい
C:より会社の売上が上がるような施策を試みてほしい

それらの可否を判定できる指標を考えてそれをもとに評価する。

A:
どれくらいの機能回収が入ったか?
業務部門(システムユーザー)の声(業務が効率化されたか?使いやすくなったか?)

B:
期間中、どれくらいのシステム障害が発生したか?
それに対しどのように一次対応を行い、再発防止を行ったか?
システム障害時の関連メンバーにヒアリングなど

C: 施策案をいくつ発案し、検証し、報告したか?

みたいな感じが良いのではないかと思った。

以前あったのだけど5段階評価での自己申告(1が全くできなかった。5が物凄くできた。みたいなやつ)を提出されて、評価する側もそれで本当に社員の働きをイメージできるのか疑問に思ってる。大体みんな3か4でいい感じの配分にして出して来るだけちゃうかなーとか思ったりしていた。