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Windows WSL2でjavaの開発環境を整えた

Windows WSL2でJavaの開発環境を整えた。

業務開発PCはMacなのだが、個人開発PCはThinkPadを使っている。

Macはやっぱり良くて買えばまず間違いないし昔は使ってたのだが、性能だけで比較するとMacはやっぱり割高感があったり、選択の幅が少なかったり、 Appleの気まぐれで色々と振り回されるのがなんとなく嫌に思っていた。

昔はWindowsLinuxベースのシステム開発するのにはちょっと独特の知識が必要だったが、Macだとほぼストレートに開発できるので選択肢としてMacしかなかった。 今ではWindowsにはWSL2があるので充分選択肢に入るようになった。
(今MacにはM1,M2があるので、改めてMacの選択肢が強烈になってきている。。)

WSL2を使ったJava開発環境の概要

WSL2側でコードベースとJava実行環境を用意し、Windows側のintellijで開発、デバッグする感じ。
以前はWSL2側でintellijを実行し、X Window Systemを使ってWindows側にGUIを転送する(よくわかってない)設定を頑張って行ってたのだが、安定性に難があった。 最近調べたらWindows側でintellijを起動し、ちょっとした設定でWSL2側の実行環境を使えるようなのでこちらに乗り換えた。

開発環境設定手順

WSL2の設定は省略。

sdkmanをインストールし、Javaをインストールする。

Installation - SDKMAN! the Software Development Kit Manager

sdk install Java

mavenインストール

sdk install maven

intellijの設定を行う。

WSL | IntelliJ IDEA

これで動く。

デバッガを動かすにはwindows側でfirewallの許可設定が必要になる

https://www.jetbrains.com/help/idea/how-to-use-wsl-development-environment-in-product.html#debugging_system_settings

備考: WSL2は複数環境を同時に保持できるのもメリット

WSL2はVMなので現環境を残したまま新環境の構築を行い、新環境が正常に使えるようになってから現環境を削除する、というようなことができるのもすごく良かった。 いつも環境再構築の際には一旦現環境を捨てる必要があるため、退路を断たれる気持ちで挑んでいたが、これがすごく気軽に行える。

参考: WSL 上で同一ディストリビューションの環境を複数インストール・管理する - Qiita