やる気がストロングZERO

やる気のストロングスタイル

DBスペシャリストの問題で出てくる「テーブルサイズ見積もり計算」の解き方

必要になる数値

[見積もり行数(行)]
テーブルの総行数の見積もり。
そのテーブルが最大でどれくらいの行数になるのかの見積もり

[平均行サイズ(バイト)]
テーブルの行長が可変の場合、そのテーブルの平均行サイズ

[ページサイズ(バイト)]
扱われるデータ単位であるページのサイズ。

[ページヘッダサイズ(バイト)]
ページのヘッダ領域(ユーザーデータが入らない)のサイズ

[空き領域率(%)]
ページに、ここに指定されたパーセンテージ領域が空き領域として確保される。

[バッファサイズ(ページ)]
メモリ上にバッファとして保持しておくページ数(下記計算では未使用)

[データ所要量(バイト)]
テーブルの総バイト数

データ所要量を求めるには?

1ページあたりで使えるサイズを求める

1ページあたりで使えるサイズ = (ページサイズ - ページヘッダサイズ)* (1 - 空き領域率)

1ページあたりに入る行数を求める

1ページあたりに入る平均行数 = 1ページあたりで使えるサイズ / 平均行サイズ

何ページ必要になるのかを求める

必要ページ数 = 見積もり行数 / 1ページあたりに入る平均行数

データ所要量を求める

データ所要量 = 必要ページ数 * ページサイズ