windows wsl2側でGUIアプリケーションを起動し日本語入力ができるようにする
やりたいこと:windows wsl2側でGUIアプリケーションを起動し日本語入力ができるようにする
wslを導入してGolandで開発作業をしようとしたらGolandの設定がうまくいかない。
GoのSDKがどこか聞かれて、wsl側のそれっぽいものを指定しても拒否。
Ubuntuで使ってた頃はこのあたり自動的に設定されてた。
Ubuntu側で用意した実行環境をWindows側のIDEで認識するのは色々と問題があるのかもしれん。。
というわけで、ubuntu側でGolandを実行し、Windows側から触って開発したいと思った。
経緯:コスパ良いマシンでOSにあまり手間をかけずLinux環境で開発を行いたい
最終的にLinux上で動かすシステムはLinux上で開発したいと常々思ってた。
Windowsやmacで頑張って動作する環境を作っても、実際に動かす際にLinux上での環境構築方法がわからなかったりする。
macはlinuxぽくてもmac特有の問題が発生したりするし、わざわざ2通りの環境構築方法を覚えるのもめんどくさいと思っていた。
そういう経緯でmacにUbuntuをブートキャンプして使っていたが、カメラを認識しなかったり、スリープモードに移行できなかったりとハード側との問題を抱えてフラストレーションを抱えていた。
windowsのwsl2があればハード制御はプリインストールのwindowsで問題なく行い、開発はUbuntuで行えるのではないかと考えた。
また、macよりもコストパフォーマンスが良いと思った。
設定手順:X Window Systemを使ってwsl2側でアプリを実行しGUIをWindows側で表示する
参考:ほぼこのサイトの指示通りに作業した。内容はあまり理解できていない。
wslでubuntu-20.04起動
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt install libgl1-mesa-dev xorg-dev
vim ~/.profile
export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0
sudo apt install x11-apps
xeyesで起動チェック
sudo vim /etc/fonts/local.conf
以下を記述
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<dir>/mnt/c/Windows/Fonts</dir>
</fontconfig>
sudo apt -y install language-pack-ja
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
sudo apt install -y fcitx-mozc dbus-x11
sudo sh -c "dbus-uuidgen > /var/lib/dbus/machine-id"
以下コマンドを実行
$ cat << 'EOS' | sudo tee -a ~/.profile
#Added by <https://astherier.com/blog/2020/08/install-fcitx-mozc-on-wsl2-ubuntu2004/>
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
if [ $SHLVL = 1 ] ; then
(fcitx-autostart > /dev/null 2>&1 &)
xset -r 49 > /dev/null 2>&1
fi
#end
EOS
Ubuntu再起動
wsl.exe -t Ubuntu-20.04
fcitx-config-gtk3で日本語設定
JetBrainToolBoxをインストール
Golandをインストール
日本語入力できた