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【育児中エンジニア】自己学習に使える時間が激減し不安だったがよく寝るようにしたら不安だけはとりあえず無くなった

こちら読んだ。
32歳、新しい技術を習得する余裕がなく昔取った杵柄でいつまで食えるか不安です - star__hoshi's diary

自分も子育てエンジニアなので、自己学習に割ける時間が激減し悩んでいる。

色々記事を漁って読んでた時期もあるが「家族の理解を得て時間をもらう・子守の合間の時間を有効利用・家事を効率化し時間を作る」のようなTips系や 「睡眠を削る」などの強行系が多く自分にはあまり参考にならなかった。 これらを除くと「子育て期間の10年くらいは自己学習を諦めて子育てに専念する」というものが多いように思う。

「色々悩んでるうちに不安に支配されてQOLが下がってた時期があるが、よく寝るようにしたら不安が無くなってQOLが回復した」という経験を書いてみる。

現在の学習状況など

完全に一人になって集中して何かに取り組めるのは、土日の子どもが昼寝をしている間のみになった。(週に3時間~5時間[お昼寝ゴールデンタイム])

一応毎日子どもの就寝以降(20:30以降)も自由時間はあるが、夕食や風呂や奥さんとの団らん(これも重要な時間)も並行しながらになるので、何かに集中して取り組むというのは難しい。本を読む程度がバランス的に良い感じ。

もう「何か作ってみる」など大きな事に取り組むのは諦めて、細切れの時間でも進捗の出やすい「書籍を読む」をメインの学習に切り替えることにした。

抱えていた不安・不満など

■ 自分の優位性が失われるのではないかという不安
僕はエンジニアになったのが遅く、同年代のエンジニアに比べて歴が10年ほど遅れている状況なので 「書籍で学び、その知識を実際に経験するために個人で何か作ってみる」ということをずっと続けて来たことでなんとか戦えている、という認識でいた。 今の状況ではそれができなくなってしまったので「今後戦っていけるのか?」と不安になった。

■ やる気と自由時間のタイミングが合わない
前述したが、休みの日は子どもが昼寝するゴールデンタイムの2時間ほどはまとまった自由時間として使うことができる。 この時間を有効活用せねばならないと思うのだが、ここでやる気が起こらないケースがままある。 直前まで育児でバタバタやってると、ふと訪れたこの自由時間で一息ついてしまい、結局大した事ができずに子どもが起きてきて自由時間終了となる(完全に自分の責任なのだが)。 こういう時は時間を有効活用できなかった事に落ち込んでしまう。

昔だったらやる気出なかったら一旦ゲームでもして気分切り替えて再トライ、が出来たがそれはもうできない。

■ 自由時間は確実に得られるものではない
このお昼寝ゴールデンタイムは変動する。 予定外に子どもが寝なかったり、どこかお出かけするとこの時間は消え去る。 本来あったものが失われると「不満」として気持ちに溜まってしまい生活に影響してしまう。

上記のような不安・不満で頭が満たされてしまい、家族でいる時間なのに落ち込んでしまい生活のQOLが下がってしまうことがよくあった。 エンジニアとしてスキルアップしたいのは仕事の為で、仕事は人生を豊かにしたいからであるのに、仕事外の時間のQOLが下がってしまう事に矛盾を感じつつそこから抜け出せないときもあった。

よく寝るようにしたら不安・不満を感じなくなってQOLが上がった

上記の不安・不満をなんとかしようと色々トライしたが解消するのは不可能だった。 特に「睡眠・余暇時間を削って学習時間を捻出する」は余計にQOLが下がる結果になった。

睡眠時間については自由時間の捻出の為削りがちだったのだが、何かのキッカケで思い切って増やすようにしてみた。

すると、他の何が解決した訳でもないのに(むしろ自由時間は減っているのに)不安や不満がスッと消え去ってQOLが一気に回復した。

よくわからんが、睡眠不足になるとネガティブな方向に思考が流れやすいというのを聞いたことがあるのでそれかもしれない。

ただまぁ自己学習的には何かが解決されたわけではないので将来どうなるかはわからない。